中途入社社員インタビュー

前職はメーカー。この時の知識と経験が役に立って、
大きな仕事にチャレンジできています。

プラント第二部 土居計雄

転職前から感じていた当社への印象は、入社しても変わりません

前職はベルトコンベアメーカーでしたが、機械の設計製作だけでなく、設備工事まで任されていました。私はその中でも搬送設備の建設業務に携わっていました。ベルトコンベアはさまざまな業界で利用される設備なので、取引先は幅広く、前職の20年間だけでも500社近くの会社との付き合いがありました。転職前に日清エンジニアリングの人たちと一緒に仕事をした経験もあります。日清エンジニアリングのイメージは、アットホームでフレンドリー、好感度の高い会社の一つでした。でも、まさかこの年で取引先に転職することになるとは思ってもみませんでした(笑)。現在はプラント第二部に所属し、本社での設計、見積や工事現場での施工管理が主業務となっています。毎月開催される部会での情報交換や上司の各工事現場への定期的な視察など、そんな会社のフォロー体制に満足しています。

きっかけは前職の事業撤退。入社後は、手厚い福利厚生に驚きました

きっかけは前職の事業撤退。入社後は、手厚い福利厚生に驚きました

現在、日清エンジニアリングで手掛けているサイロプラントのプロジェクトには前職から携わっていました。前職でのプラント事業が縮小され、ついには撤退することになりました。私は引き続きこのプロジェクトに関わりたかったし、現場で一緒に仕事をしていた日清エンジニアリングの方から誘われたこともあり、転職する道を選びました。40歳半ばでしたが、技術職ならば年齢のボーダーラインがないような気がしました。当社は日清製粉グループの一員で福利厚生も手厚いし、ステップアップを促すための社員教育制度も充実していると思います。現在、若手のOJTを任されていますが、そのOJTリーダーになるための社内研修を先日受講しました。

メーカーでの経験や知識が、現在の仕事に活かせています

ルーティン的な業務は担当していませんが、プロジェクトの流れで言うと、見積、受注、設計、お客様との打合せ、仕様・計画図・製作図の作成、工事、据え付け、試運転の一連の業務を担当していて、前職の経験が活きています。機械器具設置監理技術者の資格を持っていたのも業務に直結して役立っています。また、前職で身に着けた専門知識は、社内の“ご意見番”的な存在として重宝されています。

自分の仕事が地図に載る・形に残る。事業規模の大きさが一番のやりがい

自分の仕事が地図に載る・形に残る。事業規模の大きさが一番のやりがい

サイロとは港湾エリアにずらっと並んでいる大きな円筒形のタンクで、建設には数年かかります。そうした事業規模の大きさがやり甲斐になっています。今手掛けているサイロプラントは、全体では約500メートル四方の大きさですが、全長250メートルくらいのパナマックス級船(パナマ運河を通航できる最大船)の積み荷に対応できるほどの巨大なベルトコンベアが設置される予定です。完成するサイロはGoogle Earthで確認できるほど大きさで、地図に描かれることになると思います。 自分の仕事が、地図でも見えるという “形に残る”仕事を手掛けている充実感があります。

仕事の経験を積み重ねて、新たな挑戦意欲が芽生えてきました

学生時代はあまり人に関わることなく、設計だけやりたいタイプでした。ベルトコンベアは機械と機械をつなぐ物で、お客様の工場の規模やメインの機械を置く場所によって形も長さも異なるため、常に“一点物”です。そのため、お客様と深く突っ込んだ仕様の打ち合わせをしないと話が進まないことから、さまざまな業界の事情を知ることになり、知識やノウハウが蓄積されました。これは自分にとっての財産になっていて、“引き出し”をたくさん持っていることがお客様への良い提案につながるということを実感しています。当社は、一つでも特技や得意分野を持ちエンジニアリングに関心がある技術者が、活躍できる会社だと思います。自分が入社する時には「ベルトコンベア以外にも興味があるか」、「専門以外の仕事もやってみたいか」を確認されましたが、自分が中心となって建設するプラントを手掛けるという今の目標をクリアしたら、いろいろなジャンルに挑戦してみたいと思っています。当社は自分自身が会社と共に成長していける環境が整っています。