トップが語る、「求める社員像」

コミュニケーション力 提案力 実行力 取締役社長 村田博

社員の心がけとして「整理整頓」と「準備」を挙げたいですね。
「整理整頓」とは身の回りのことではなく、頭の中の整理整頓です。会社では多くの事柄が並行して進行しており、いろいろなところから多くの要求がきます。また、自らやらなければならないことも多くあります。仕事の目的や目標、スケジュールを常に整理し、優先順位などを整頓しておくことは当たり前のようですが、大切なことです。
そして「準備」を怠らないことです。私は「偶然は準備のないものを助けない」という言葉が好きです。仕事で成功するには運もありますが、その運がいつ来るかは予測できません。その運を逃がさないためには日ごろからの準備が必要です。また、失敗もありますが、準備を怠らなければ最小限の失敗で済みます。最小限の失敗は個人にとっても会社にとっても成長の糧になりますから。

社員に求める資質としては、次の3つが重要と考えています。
まずはチーム力を最大限に発現させるために必要な「コミュニケーション力」です。仕事は決して個人単独で行うものではありません。社内でのコミュニケーションは無論のこと、お客様や協力会社との社外コミュニケーションによって周囲に働きかけ、連携して行動することが求められます。

2つ目は「提案力」です。与えられた仕事を遂行するだけでなく、組織の目標を達成するため何をすべきか、業界のニーズにどのように応えていくのかをよく考え、そのソリューションを積極的に提案していかなければなりません。優れた提案をするためには調査や研究開発も必要になります。

3つ目は、途中であきらめることなく最後まで考え抜き仕事をやり遂げる「実行力」です。仕事には多くの困難が伴います。それは技術的な課題であったり、人間関係であったりしますが、自分だけ途中で逃げ出すことはできません。何としてもやりとげるという「実行力」は、自分の信用を高め、延いては会社の信用に繋がります。
このような資質が最初から備わっている人はいませんが、常に意識しながら仕事に取り組むことによってその能力が養われていきます。