製品&技術トピックス

様々な粉粒体の安定的な排出を実現できるコーンバルブ技術と、
生産効率を高めるバッチ製造プロセスのソリューション「マトコン・コンテナ(IBC)システム」

マトコン・コンテナ(IBC)システム

『連続プロセス』から『バッチプロセス』への転換により、製造工程の効率化、フレキシブル性の向上を実現

最近は、取引先や顧客のニーズへ敏感に反応すべく、製品の製造サイクルを短期化させたり、製品の“少量多品種”化への柔軟な対応を求められる傾向があります。そのため製造者のトレンドとして、主力製品を一度に大量生産することで製造コストを抑えていたこれまでの連続製造プロセスから、工程間をコンテナ・ハンドリングにより分離・独立させることで製造方法にフレキシブル性が向上するバッチ製造プロセスへの転換が非常に注目されております。

『連続プロセス』から『バッチプロセス』への転換により、製造工程の効率化、フレキシブル性の向上を実現『連続プロセス』から『バッチプロセス』への転換により、製造工程の効率化、フレキシブル性の向上を実現

マトコン・コンテナ(IBC)システムによるバッチ製造プロセスでは、連続系フローでは困難だったロット管理の厳密性や製品のトレーサビリティの確立、製造工程切り替え時のフレキシブル性の向上が可能となります。また、製造中の洗浄作業や、各プロセスの製造をそれぞれ並行して進められるため、各作業の待ち時間が減少し、製造の効率化を実現できます。
※IBC:Intermediate Bulk Container

マトコン・コンテナ(IBC)システムによる並行バッチ製造プロセスマトコンIBCシステムによる並行バッチ製造プロセス
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様々な原料の入れ替えに便利なマトコン・コンテナ(IBC)

マトコン・コンテナ(IBC)は、外部からの流通容器としても利用できるため、原料メーカーとユーザー双方の包装資材やその廃棄物処理にかかるコストと環境負荷を低減させることができます。
搬送されてきたマトコン・コンテナ(IBC)は、排出ステーションにドッキングさせ、独自のコーンバルブ技術により粉粒体の安定的な排出を行います。排出が完了したマトコン・コンテナ(IBC)は、排出ステーションから取り外し、また新しいIBCを載せ換えられるため、排出ステーション1台で様々な品種の原料を取り扱うことができます。

様々な原料の入れ替えに便利なマトコンIBC

  • ステンレス製コンテナの特徴
  • (1)温水等で洗浄ができる粉粒体用容器
  • (2)フォークリフトやコンベアでの搬送が可能
  • (3)専用キャップにより密閉ができ、粉体の吸気・吸湿を防止
  • (4)排出ステーションとの利用で、発塵を防ぎ労働衛生環境が改善
  • (5)IBCの流通への適用で、原料メーカー、ユーザー双方の包装、人手作業、保管、廃棄物処理などのコストと環境負荷の低減を実現

マトコン独自の排出機構により、粉粒体ハンドリングに特有の問題を解決

安定した排出性能を有することは、様々な粉粒体を取り扱うコンテナシステムの必須条件です。
粉粒体を扱う上で直面する深刻なトラブルである、下記現象に対し、マトコン・コンテナ(IBC)システムは最適なソリューションとして、様々な産業のお客様から評価されております。

粉粒体ハンドリングで生じる問題点

粉粒体ハンドリングで生じる問題点

  • 原料粉体がタンク内で固まり、排出不能となる「ブリッジ現象」
  • 粉体が液体のように流れ出して、排出コントロールが困難となる「フラッシング現象」
  • タンク内の粉粒体が均一に排出されず、偏った成分や部分のみが排出される「偏析・分離現象」

マトコンIBCシステム

これらのトラブルを解決するのが、マトコン独自のコーンバルブ技術です。
まず、コーンバルブ加振機構により、粉体に直接衝撃を与えてブリッジを防ぐことが可能です。また、独特のドッキング機構により、コーンバルブをしっかり保持することができるため、クイックな上昇・下降動作で排出量をコントロールすることがきます。さらに、排出口径が比較的大きく、シンプルな構造のため、マスフローでの排出が可能となっています。

このように、マトコン・コンテナ(IBC)システムは、排出能力に信頼性が確保できるソリューションとして、バッチ製造プロセスには欠かせないキーの1つとなっています。

マトコン・コンテナ(IBC)システムの各種ラインナップにより、豊富な実績

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マトコン・コンテナ(IBC)システムでは、IBCや排出ステーション他に、タンクやサイロへ直接設置できる排出装置として『排出バルブ』、IBCを回転させて粉粒体を混合する『コンテナブレンダー』など、各種ラインナップを取り揃えています。

■マトコン・コンテナ(IBC)システムの各種機器

自動配合システム自動配合システム

日清エンジニアリングは、2002年にマトコン社と契約を締結して以来、エンジニアリング会社としてマトコン機器を用いた最適なソリューションをご提案し、日本国内での導入実績を増やしてまいりました。これまでの日本国内のマトコン・ユーザー様は食品・医薬のみならず、最近では、化学、金属粉体や、電子・電池材料粉体のハンドリングにも多く採用されております。
増大する粉体材料数や顧客ニーズの多様化に対し、弊社は、世界の食品・医薬・化学業界で豊富な実績を持つ英国マトコン社のサポートの元、これからもお客様の「安心・安全」な製品や設備づくりに貢献させていただこうと考えております。

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