
最近は、取引先や顧客のニーズへ敏感に反応すべく、製品の製造サイクルを短期化させたり、製品の“少量多品種”化への柔軟な対応を求められる傾向があります。そのため製造者のトレンドとして、主力製品を一度に大量生産することで製造コストを抑えていたこれまでの連続製造プロセスから、工程間をコンテナ・ハンドリングにより分離・独立させることで製造方法にフレキシブル性が向上するバッチ製造プロセスへの転換が非常に注目されております。


マトコンIBCシステムによるバッチ製造プロセスでは、連続系フローでは困難だったロット管理の厳密性や製品のトレーサビリティの確立、製造工程切り替え時のフレキシブル性の向上が可能となります。また、製造中の洗浄作業や、各プロセスの製造をそれぞれ並行して進められるため、各作業の待ち時間が減少し、製造の効率化を実現できます。
※IBC:Intermediate Bulk Container
マトコンIBCは、外部からの流通容器としても利用できるため、原料メーカーとユーザー双方の包装資材やその廃棄物処理にかかるコストと環境負荷を低減させることができます。
搬送されてきたマトコンIBCは、排出ステーションにドッキングさせ、独自のコーンバルブ技術により粉粒体の安定的な排出を行います。排出が完了したマトコンIBCは、排出ステーションから取り外し、また新しいIBCを載せ換えられるため、排出ステーション1台で様々な品種の原料を取り扱うことができます。

安定した排出性能を有することは、様々な粉粒体を取り扱うコンテナシステムの必須条件です。
粉粒体を扱う上で直面する深刻なトラブルである、下記現象に対し、マトコンIBCシステムは最適なソリューションとして、様々な産業のお客様から評価されております。


これらのトラブルを解決するのが、マトコン独自のコーンバルブ技術です。
まず、コーンバルブ加振機構により、粉体に直接衝撃を与えてブリッジを防ぐことが可能です。また、独特のドッキング機構により、コーンバルブをしっかり保持することができるため、クイックな上昇・下降動作で排出量をコントロールすることがきます。さらに、排出口径が比較的大きく、シンプルな構造のため、マスフローでの排出が可能となっています。
このように、マトコンIBCシステムは、排出能力に信頼性が確保できるソリューションとして、バッチ製造プロセスには欠かせないキーの1つとなっています。
マトコンIBCシステムでは、IBCや排出ステーション他に、タンクやサイロへ直接設置できる排出装置として『排出バルブ』、IBCを回転させて粉粒体を混合する『コンテナブレンダー』など、各種ラインナップを取り揃えています。

自動配合システム
日清エンジニアリングは、2002年にマトコン社と契約を締結して以来、エンジニアリング会社としてマトコン機器を用いた最適なソリューションをご提案し、日本国内での導入実績を増やしてまいりました。これまでの日本国内のマトコン・ユーザー様は食品・医薬のみならず、最近では、化学、金属粉体や、電子・電池材料粉体のハンドリングにも多く採用されております。
増大する粉体材料数や顧客ニーズの多様化に対し、弊社は、世界の食品・医薬・化学業界で豊富な実績を持つ英国マトコン社のサポートの元、これからもお客様の「安心・安全」な製品や設備づくりに貢献させていただこうと考えております。